確定申告の税額の計算をしてみるよパート2

税制

ままなの友達の夫さん定年退職して確定申告をするという設定でやってみるよ

モデルを使って確定申告の税額を計算してみよう

ままなの友達の夫さん、会社員で給与収入所得が700万円。今年38年間勤務した会社を退職され退職金が2000万円としましょう。資産家でマンションも所有されています。マンションの不動産所得が384万円。株の譲渡所得が50万円としておきましょう。羨ましいですね。(架空です)

各所得の分類

  1. 給与所得…700万円(収入金額)—180万円(控除額)=520万円
  2. 不動産所得…384万円—50万円(経費)—20万円(青色申告特別控除)=314万円
  3. 退職所得…(2000万円—1520万円)×2分の1=240万円
  4. 株の譲渡所得…50万円

各所得金額を合算する

520万円+314万円+240万円+50万円=1124万円

所得控除

ままなの友達の夫さんが使える控除は

  1. 基礎控除48万円

税額の計算

総合課税

  • 520万円(給与所得)+314万円(不動産所得)=834万円
  • 表より834万円×23%-636000円=1,282,200円

分離課税 

退職所得

  • 240万円(退職所得)×10%-97500円=142,500円

譲渡所得

  • 50万円×15.315%=76575円

今年の所得税金額は

1,282,200円+142,500円+76575円=1,501,275円となりました。一番高い総合課税が10%より10万円近く引いているので、多分これより高い住民税が来年くると思われます。

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